記事高級印材では手彫りの印鑑書体を

印鑑を作る上で、どんな手法で作っていくかは、印影の出来上がりの良さにかかわる大事な要素です。
印材によってできる方法とできない方法がありますが、印鑑を作る上で特にこだわりたい点とすれば、高級印材を使った印鑑は手彫りで作る、というものです。

手彫りとは、機械などを使わず、すべて手作業で仕上げる手法を言います。
一切機械を使わない」いうところがポイントであり、どんな印鑑であっても、機械を使ったものは、手彫りの印鑑とは言いません。
これは公正取引委員会の指導のもと、全日本印章業組合が定めたものであり、これ以外の表現は禁止されています。

ですが最近では「完全手彫り」という表現も出てきており、素人の目では購入した印鑑が本当に手彫りでつくられているのかどうかわからなくなってきています。
そのうえ、手彫りで作られた印鑑かどうかを確認する方法は少ないのが現状です。

一番簡単な確認方法は、信頼できる店舗で頼むことになるのですが、手彫りと手仕上げは見た目ではとてもわかりにくいものになってしまいます。
そこで、工程写真をつけてもらう方法があります。
作業に関しての写真を撮ってもらうだけのことですから、さほど難しいことではありません。
インターネット店舗を運営している店であれば、手彫りの工程をとることも、添付してメールなどで送ってもらうことも難しいはずがないので、紹介されている印鑑が手彫りなのかどうかが心配な場合は問い合わせてみるのも大切です。

しかし、手仕上げには手仕上げの良さがあります。
手彫りできないようなチタンなどの硬い印材であっても加工ができますし、そのおかげで、耐久性の高い印鑑を作り出すこともできるからです。

実印に適している印鑑書体は?