記事軽くて丈夫なチタン

印鑑は、欠けたりする欠損はおろか、変形しても困ります。
その理由として、押した時の印影が大事です。
そのため印材にはとにかく気を使っていくものであり、ただ耐久性が高いというだけではなく、乾燥には強いかどうか、すり減りに対しても耐えられるのかどうかなど、様々な観点が存在します。

その中で、近年注目を浴びつつある印材として、チタンがあります。
人体への影響が極端に少ないことから、印鑑以外の分野でも、入れ歯や骨の固定プレートなど、近年では色々な分野に使われている注目の金属です。

大きな特徴としては、非常に安定している金属で、酸化に強く、高い耐食性を持っており、アルミや鉄と違って腐食したり錆びたりして変形することがほとんどありません。
加えて、何かが付着したとしても容易に取り除くことができる特性を持っており、普段から朱肉を付けて使う印鑑において、これ以上はないと言える金属印材でしょう。

さらにもう一つ、チタンには素晴らしい特性があります。

それは、非常に軽いということです。
軽いだけでなく強度も十分にあり、鉄の重量に比べ約45%という軽量であるにもかかわらず、鋼以上の強度を持っています。
アルミニウムよりは重くなりますが、強度は2倍以上持っており、とても優れた金属と言えるわけです。

ここまでだけでもとても印材としてすぐれた能力を持っている金属なのですが、高温に加熱すると様々なものと親和性が高くなる性質を持っているため、色づけすることも可能なのです。
最近、色の付いたチタンの印鑑が出回っているのは、こういった理由からです。
ただし、一般的な着色のないチタンであれば酸化にも強いのですが、カラーの場合は酸化にはあまり強くないため、印鑑として取り扱う際には保管やメンテナンスの時に注意が必要になります。

ビジネスシーンにかかせないゴム印について調べてみましょう