記事法人の印鑑に求められる耐久性

印鑑に対して必要だとされる要素の一つとして、耐久性が挙げられますが、この「耐久性」という言葉には二つの意味が隠されていることが、法人の印鑑について考えれば出てきます。

その1つ目は、常に使うことに対する耐久性です。
角印は法人の印鑑の中での認印といえる印鑑であり、日常的に頻繁に使われる印鑑になります。
請求書や見積書に押される印鑑ですし、一般的な記名に対してもそれ以上記入や加筆ができないように角印で絞めたりもします。
この角印は、とにかく常に押していく印鑑ですから、耐久性の高い印材で作らなければいけません。
この考え方が一般的であり、使い方としてもわかりやすくなります。

それに対してもう1つ、実印や銀行印においての耐久性という言葉は、角印に対する意味とは少し違います。
実印や銀行印は、そう頻繁に押す印鑑ではありません。
特に会社の実印ともなれば、何か大きな取引の契約書に押される印鑑ですから、普段からそれほど頻繁に使う印鑑ではないですよね。
しかし、いざ使うことになった時には、会社の看板を背負う実印として、綺麗な印影を残してもらわなければ困ります。
この場合、長い間の保管に耐えられる耐久性が求められる印鑑になるわけです。

長期間といった意味の中に、この二つの意味が隠れているのが印鑑の品質にかかわる耐久性でもあるのです。
そのため、対応できる印材にも違いが出てきたりします。

印鑑はその性格上、どんな種類でもなんでもいいわけではありませんので、用途や頻度を考え適切なものを作りたいですね。