記事最高級の印材を使う

印鑑を使う場合、場面を問わず常に重要な意味を持ちます。
どんな種類の印鑑であっても、捺印をするという行為自体に効力が発生し、責任が生じます。
その後、その印鑑が正しい持ち主のものであったかなどの確証をとるために、実印としての印鑑登録が存在するわけです。
一般的に考えられているように、その場で本人だと確認するために実印を押すのではなく、あとから本人だったと確認するために実印は押されるのです。

実印を作ろうと思った場合には、印材にも長期にわたって使っていける耐久性を求めたり、書体にこだわって綺麗な印影を残せるように考えたりするあまり、かなりの金額になってしまうことがあります。
特に、最高級の印材である象牙の「芯持ち」と呼ばれるような印材を選べば、実印ひとつで十万円以上の金額がかかることも珍しくありません。

しかし、印材としての象牙には、他に変えることのできない魅力があります。
使えば使うほど独特のつやが出てきますし、朱肉との相性も印材の中で飛びぬけています。
細かな手入れを怠らなければ、一生使っても何ら問題がない印鑑になります。
他にも象牙に並ぶ最高級の品といわれる印材に、河馬牙や水牛の角があります。
どちらも、象牙に負けないような逸品になるだけの価値がある印材です。

つやもあり粘りもある最高級の印材は、企業経営者であれば誰でも、実印の印材に使いたいと考えるでしょう。
高級な印材で作られた印鑑を取引の席で取り出せば、相手からも一目を置かれるような印鑑になるからです。

はるか昔には、印鑑は人の地位を表すといわれていました。
それは現代でも、最高級の印材を使った印鑑は、他の誰から見ても素晴らしく映える品物になってくれるに間違いありません。

印鑑の種類を考えるときに大切なこと