記事多くの印鑑の種類を乱用するリスク

実印や銀行印は、印鑑の中でも大事な場面で使うものであり、資産が移動したり権利者が変更になったりと、とても大きな出来事とリンクしていく印鑑です。
そのため、悪用されないように、さまざまな方法で大切に管理していくことが重要になります。

もし一度でも悪用されると、その被害はとても大きなものになってしまうからです。

まず、実印は複製されないようなものであるということがとても重要な要素になります。
これは偽装などの被害から守るために一番大事なものですし、複製されにくくなければそもそも実印や銀行印として登録自体ができない場合もあります。

印鑑登録の要件はあくまでも自治体の条例によるため、同型印があるようなものでも登録ができる場合もあるので、自分自身で守る必要もあるのです。

これは何も同型印があるかどうかといった問題だけではありません。
悪用しようと考えた場合、違法にはなりますが、印影が流出すれば複製することは技術的に可能になってきます。

そのため、実印や銀行印は、認印やゴム印との供用は絶対に避け、必要な時に最低限だけ使うようにしたいのです。

こういった心がけをするだけで、悪用される危険性はかなり下げることができます。

日本人は、成人すると3本の印鑑が必要になるといいます。
一般的には、実印、銀行印、認印でしょう。

これは、現代のセキュリティ事情を考えた場合に、兼用せずに目的に合わせて適した印鑑を使う、というとても合理的な考えになっています。

急場しのぎだからと言って、実印や銀行印を認印代わりに押してしまったり、同型印があるような廉価な印鑑を乱用したりするようなことは避けたいですね。

では、同型印があることがどれほどの危険をはらんでいるのか、同型印があることの危険性を知っておきましょう。