記事印鑑も種類によって値段が違う

印鑑も種類によって、値段は様々です
どういった印材や書体を使うかによっても違いはあるのですが、最近ではどのような印鑑であっても比較的格安に揃えられる店舗も増えてきています。

では、印鑑の価格はどのようにして決まっているのでしょうか?

印鑑の値段を決める要素は大きく分けて3つあり、印材と印面に彫る文字の書体、そして彫る職人の人件費になります。
人件費はわかりにくい要素であり、店舗の規模が大きく職人が多いからといって人件費が必ずしも下がるとは限りません。
ですが、法外に高い金額が発生する要素でもありません。

そうなると、印鑑の値段が変わる大きな要素は「印材と書になるわけです。
特に印材は、手に入りやすい印材は安くなりますし、手に入りにくい希少価値の高い印材は値段が上がります。

例をあげると、印鑑の世界での高級印材である「象牙」は、象を希少動物と定めているワシントン条約により輸入制限がかけられています。
そのため、入手できる本数が限られているので、象牙を使った印鑑の値段は高くなる一方なのです。
比較的リーズナブルな印鑑の素材としてよく使われる木材においても、銘木である「白檀」はなかなか生育できない木であり、輸入先であるインドの政府が輸出制限をかけているため、手に入りにくくなって印鑑の値段も上がっています。
同じ木材であっても、「柘(つげ)」は高級木材ではありますが、印鑑に使う印材としては1本あたりの使う量が少ないため、思っている以上に安価で手に入るのです。

書体に関しては、歴史的な価値があるほど、値段は上がっていく傾向になります。
機械彫りでは、書体というよりもフォントであるため、デザイン料としてのお金がかかることもありますが、機械掘りの印鑑の場合、大量に生産されることが多いため、1本あたりは安価になります。
ですが、最近では高名な職人が彫ることもあり、フォントといえども見事な印鑑も増えてきています。

印鑑の中でも特にお金がかかる実印。その実印にお金をかければ、色々な人から一目置かれる人になれるかもしれません。大切な印鑑には最高級の印材を使いましょう。