記事とても美しく女性向きのオランダ水牛の実印

実印には、長年の保管に対する耐久性がなければいけません。
人生においてとても重要な役割を持つ印鑑ですし、長年使うことにもなります。
そして何よりも、実印は簡単に変えてしまう印鑑ではないからです。

自治体に印鑑登録することで成立する実印は、変更したからといって、前の印鑑が無効になるわけではありません。
登録したという事実は消えて無くならないからです。
そのため、こと実印においては、簡単に壊れるような印材を使ってはいけないのです。

実印にするための印鑑を作りたいと専門店に赴くと、実印であれば象牙はどうかと勧められます。
印材としての象牙は朱肉との相性もよく、実印として使う上で不可欠な耐久性も優れており、長い期間で使用可能だからです。
ですが、実印に向いている印材は、何も象牙だけではありません。

印材の中でも象牙と双璧を成すと謳われる、水牛の角も実印や銀行印といった、長期間にわたって使う印鑑に適している材料といえます。
その中でも特に、オランダ水牛の角は、その見た目の美しさから、女性に勧められる印材です。
純白に近いものもありますし、美しい天然の縞模様があるものも存在します。
オランダ水牛の角で作られてた印鑑は、印影もとても美しく、象牙にひけをとらない印鑑になります。
その中でも特に、芯持ちと呼ばれる中心部を加工した印鑑は、まるで芸術品のように美しい印影を残します。

しかし、ここで注意があります。
芯の部分は、ほかの部分よりも材質的に柔らかい部分であり、経年劣化とともに乾燥してしまうと芯が収縮し、へこみができてしまうことがあります。
そのため、極度の乾燥から守るために、常日頃からケースに入れておくことで保管することも大切です。
あまり乾燥してしまうと、ひび割れをおこしたりすることもあるからです。

オランダ水牛を始めとした動物の牙や角を使った印鑑は、オリーブオイルなどを塗布することも重要と言われたりしますが、決して印面には塗らないことが大切です。
実印において印面は命とも言えるものですから、手入れをしすぎてもよくないのです。