記事あまり知られていない印鑑の使い方

日本人の生活において、印鑑は切っても切り離せない関係にあります。
業務上でも書類の確認や認証に必ず使いますし、日常の生活においても荷物の受け取りに必要ですし、証明書や契約書を交わす場合にも使われます。
それだけ切り離せない印鑑ですが、意外と正しい使い方は知られていなかったりします。

まず、印鑑は印影がしっかりと出なければ効力がありません。
よくある失敗は、朱肉をつけすぎてしまってきれいな印影が得られず、印影がにじんだ物になってしまうことでしょう。
いつも印面がきれいになっていればあまり問題はありませんが、押し直しがきかないような書類の場合は、印面をガーゼやティッシュで綺麗に拭いてから丁寧に押すことで、朱肉のムラを抑えることができます。
この際、左右に回転させながらふき取ることで、より綺麗にふき取ることができます。
もちろん、劣化を防ぐために、使った後は専用のケースに入れたり、使うたびにしっかりと印面から朱肉を拭きとっておく、といったことも大切な心がけです。

印鑑の特殊な使い方として、「署名捺印」と呼ばれるものがあります。
その名のとおり署名の後に印鑑を捺印するのですが、その場合どこに押せばよいかわかる人はいるでしょうか。
色々な言われ方をしますが、一般的に実印の場合は印鑑証明と照らし合わせることもあるために、署名に重ねることは避けます。
角印の場合はそういった印鑑証明と照らし合わせるという作業がないために、あまり気にする必要はありません。
ただし、署名に対して、後からの改ざんを防ぐという意味で、できるだけ離れていない位置に捺印することも必要になってきます。
それだけ気を使っていて、それでも印影がうまく出なかったり間違えてしまった場合であっても、印鑑を重ねて押し直すことは禁止されています。
ボールペンで二重線を引いて訂正印を押し、その横に改めて押し直しすることが正式な訂正になります。

印鑑にはとても高い証拠能力があります。
しっかりとした使い方を知っておかないと、いざという時にとても困ってしまうことになりかねないので注意しましょう。

署名捺印の効力】について知っておきましょう。